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【東海高校】久留米大学医学部合格体験記

2022年07月12日

医学部合格者の勉強のコツを知る

中・高は地元で一番レベルの高い学校に通っていました。僕の通っていた高校は、全国でも医学部への進学率が上位の高校です。中学に入学してからはテスト前にちょこちょこやるくらいで、基本的にはまったく勉強をしていませんでした。高校に進学したからといって成績が急激に上がるはずもなく、当然ながら落ちこぼれていき、クラスで最下位を争うようになっていきました。親の影響もあり医学部を意識してはいましたが、医学部を受験したい、と言うには憚られる、それくらいの成績でした。そのような状況だったこともあり最初から浪人は覚悟していました。といっても浪人生になっても高校時代とさほど変わったところもなく、「これまでは勉強にきちんと取り組んでいなかったから仕方がない。ここからちゃんと勉強していけばまぁ合格できるだろう。中学受験もそうだったし。」こんな気持ちで浪人生活を送っていました。そんな調子ですから当然ですが結果は不合格ばかりでした。 医学部受験の厳しさをやっと実感した僕は、本気で医学部受験に向けて取り組まなければならないと強く感じました。そのために手にしたのは、今皆さんも手にしているこの『医学部合格作戦』です。「合格するためには合格した人のやり方を知るべき」そんな気持ちで読み始めました。その本の中で講師会名古屋本山校という塾を知り、自分に合っていると感じ、通うことに決めました。

医学部受験をこころざし、志望校が決めるまで

親が医師だったこともあり、自然と医師という職業に憧れを抱くようになりました。具体的な志望校は、模試の結果を見ながら冷静に見て考える必要があると思います。

合格するための効率のよい受験計画の立て方

講師会名古屋本山校に通う前は、計画を立てることは全くしておらず、ただダラダラと勉強をしていました。その癖が染みついてしまっており、通い始めたばかりの頃はなかなか勉強が手につきませんでした。志望校だけは高く、受験勉強はそれに見合っていなかったと今振り返ると思います。ですが講師会名古屋本山校の先生はいつも、「焦らなくていいよ。最初は徐々にやっていくから。自然と勉強できるようになっていくから。」と声をかけてくださっていました。そのおかげで、当時の僕は焦ることなく、勉強はできる時にできるだけやる、というスタンスでやっていくことができました。勉強しなければならないというプレッシャーを感じずに勉強に取り組めていたんだと思います。最初から必死に勉強に取り組めでいたわけ ではありませんでした。ですが、徐々に「分かる」とか「できている」といった実感を抱くようになりました。そうするとダラダラ勉強するのではなく、しっかりと勉強机に向かえている自分がいることに気付きました。モチベーションが知らず知らずのうちにアップしていたんだと思います。講師会名古屋本山校の先生方は、そんな僕の様子をしっかりと見てくださっていました。受験は結局、自分がどうするか?が一番大切になってきます。偏差値を上げるのは自分自身だからです。そのため、 1 年間という長い受験生活において、モチベーションの管理はとても重要だと思います。講師会名古屋本山校の授業は、ただ入試科目の指導といった表面的なサポートだけでなく、僕たち生徒のモチベーションを見ながら志望校合格に向けて全面的にサポートしてくださいます。本当の意味で「志望校へ最短で、効率よく」というものを研究している。そう強く感じました。

医学部合格という目標に向けてしなければならないことは分かっていたので、ざっくりいつくらいまでに何をやるかを心の中で決めてはいましたが、そこから逆算して月毎、週毎、日毎の計画を立てることはしませんでした。そのような方法で取り組んだ理由は 2 つあります。 1 つは、性格的に計画通りに行かなかった場合、僕はかなり落ち込んでしまうタイプだということです。一度落ち込むと浮上するのに時間がかかるため、落ち込んでいる間また計画通りに進まない、その結果にまた落ち込む・・・と悪循環に陥ってしまい、結局計画が進められなくなることが目に見えていたからです。もう 1 つはカリキュラム(計画としてやると決めた量)をこなすよりも各科目の取り組み方を意識する方が重要だと思ったからです。具体的には、苦手科目はどんなに短い時間でもいいから必ず毎日手をつけるようにし、得意科目は忘れない頻度で取り組む、という形で進めていきました。

講師会名古屋本山校の先生からもカリキュラムを押し付けられることはありませんでした。入会時にもらった<講師会名古屋本山校の勉強の流れ>にも書いてあったのですが、講師会名古屋本山校は基本となる年間の学習進度を機械的に進めるのではなく、その時々の生徒のモチベーションを見ながら、生徒個々のオーダーメイドカリキュラムを作成してくださっていました。後から聞くと、講師間で協議しながら頻繁にカリキュラムの修正をされていたそうです。

医学部合格を決めた私の勉強法

科目別勉強のコツ

英語

まず長文の読み方を習得しました。その次に単語と文法に取り組み、秋以降は過去問を扱いました。単語帳は 2 冊を完璧にしました。文法は、僕は UpGrade と NextStage と 2 冊使用しましたが、どちらか 1 冊で十分だと思います。文法といっても入試で出題されるものの多くは語法で暗記になります。ですが僕は暗記をただ繰り返すのは気分的にしんどくなりがちでなかなか進まなかったので、完璧を意識しすぎずに、さっくりと、でも覚えるために繰り返し、という感じで取り組んでいました。過去問は志望校に関しては最低 5 年分は扱いました。私大医学部は試験時間に対して問題が多いことが多いため、時間を測って取り組んで感覚を養うようにしました。文法問題用文法の勉強については、なぜ後回しなんだろう?と思われる方もいるかもしれませんね。僕もそう思っていました。普通は「どうせ文法を勉強しているんだから長文読解も文法問題も一気にやった方が効率がいい」と思いがちです。しかし、長文読解のための文法と文法問題だと重要なポイントが異なるため同時に進めることは逆に遠回りになる、と講師会名古屋本山校の先生に教えて頂きました。

数学

まず黄チャートに取り組みました。黄チャートは基本的な解法のパターンが網羅されているため、解法を覚えてしまうくらい、【見たらすぐに解法が思い浮かぶレベル】まで、何度も取り組みました。黄チャートは本当に覚えるまでやってしまったため、「本当に理解できているのか?ただ覚えていてできるだけなんじゃないのか?」そう不安になり、解法を確実に習得できているか確認するため、 1 対 1 対応を行いました。皆さんは黄チャートを完成させているならやる必要はないと思います。ただ、僕は 1 対 1 対応をやったことで基本の解法パターンがしっかりと身に付いていることで自信がついたのはよかったです。その後は過去問で実践演習を行っていきました。今振り返ると、この時期ただ過去問を繰り返すよりも、実践レベルの問題集を扱うとよりよかったかなと思います。

化学

新標準演習で基本の確認を行い、それから重要問題集を行いました。重要問題集はすべてを覚えるつもりで、隅から隅まで確認していくようにしました。

生物

セミナーで基本的なことを理解した後、理系標準問題を行いました。

ノート・カードの作り方

化学・生物などの暗記単元は、紙に書いたり問題集をコピーしたりして壁に貼り付け、いつでも見られるようにしました。長時間机に座って問題に取り掛かるよりも、隙間時間を使って勉強をするよう心がけました。机に座っているのが好きではなかったので、いかに机に座って勉強する時間を削れるか、を真剣に考えました。

私の暗記法

暗記単元については毎日少しでいいから必ず取り組むこと。その時どれだけ時間をかけずにできるか、隙間時間をうまく使えるか、がポイントだと思います。

スランプの克服法

僕が心がけていた受験生活にはポイントが 2 つあります。1 つは適度に息抜きをすることです。僕の場合はおいしいものを食べに行き、その間は勉強を一切しないようにしました。例えば単語帳を開きながら食べる、などは絶対にしませんでした。カレーライスが好きなので、週 2 ペースで食べに行っていました。ただ、今思うと息抜きのためには軽い運動など、体を動かすことをしたらもっとよかったかな、と思っています。もう 1 つはスランプの時は自分がスランプだと認めてしまうことです。スランプから目を背け、「休んでいる場合じゃない」とか思っているといつまでもそのスランプから抜け出せません。僕の場合、スランプというのは勉強に集中できない時間が増える時でした。講師会名古屋本山校の先生は僕が勉強に手がついていない時、ストレスを溜め始めた時には、必ずと言っていいほど声をかけてくださいました。僕のことを分かってくれている先生方と話すことで、ストレスを溜め込みすぎずに浪人生活を送ることできたと思っています。僕は志望校に合格したい、そのために偏差値を大幅に上げたい、そういう思いは強くありましたが、勉強に集中することができない時が多くありました。そういう僕の気持ち、テンションをしっかりと把握してくれて先生達がいつも声をかけてくれていたので、ストレスを溜めすぎずに受験勉強を続けることができたと思っています。

医学部受験本番の様子

僕は東京会場で受験しました。パッと見年齢層が高めで、女子の割合が少なめだと思いました。入学してみたら東京会場の比率よりずっと女子が多く、驚きました。実際試験中には、「英語・・・難しいな、でも諦めずにこれまでやってきたことを出し切ろう!」「数学・・・簡単だな、調子よく、サクサクと進めよう。ただし、ミスをしないように!」こんな風に考えていました。特に数学は、 1 問ずつの配点が高いため、計算ミスで大問を 1 つ落としてしまうと取り返すのがかなり困難になります。久留米は問題数に対して時間に余裕がある方なので、早く解こうとするのではなく、丁寧に、ミスなく解くことが重要だと思います。僕は 1 行ずつ確認するつもりで取り組み、実際途中式での計算ミスを見付け、間違いを防ぐことができました。また、入試では計算スペースがあまり取れないこともあるのですが、久留米は問題用紙も大きく、また余白もたっぷりととってあるのでやりやすかったです。

医学部を目指す後輩へのアドバイス

試験中、「難しいな」と感じても、そこで諦めなない、折れない心が大切です。難しくてなかなか解けない科目があったら、「もう無理だ。こんなんじゃどうせ合格できないし、解けなくて気分も下がっているし・・・もう帰りたい。」こう思えてしまう場合もあるかもしれませんが、その場合は「今帰ったら確実にもう 1 年やらなきゃいけないんだ。とにかく力を出し切ろう。」と踏ん張るようにしましょう。僕の久留米の英語が実際そうだったので、あの時諦めなくて本当によかった。そう思っています。

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名古屋講師会は、愛知県名古屋市の本山で個別指導塾を運営しています。
難関国公立2次対策、医学部受験対策、難関私大対策の指導をしています。
合格実績から、偏差値が高い生徒のみ入会可能と思われがちですが、
勉強が苦手な生徒の成績を飛躍的に上げたいという思いから設立された塾であり、
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この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

名古屋講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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