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名古屋講師会本山校 難関大学、医学部受験の個別指導塾 KOBE-KOUSHIKAI

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第7章 定期テスト成功例と失敗例【大学受験英語の戦略と勉強法】

★模試の結果で気づく前に・・・

「全科目総合で学年でもトップクラスだから○○大学ぐらいには合格するだろう。」と、校内での偏差値が高いからといって甘い考えになっている受験生がよくいます。
学校の偏差値が低ければ、校内偏差値が高い生徒が必ずしも実力があるというわけではありません。
そういう生徒は模試になると、本人が予想しているよりはるかに低い偏差値がでます。
気づいた時には手遅れです。
あくまで偏差値は、全国平均のものを判断基準にして下さい。
まして、私大文系受験なら全科目なんて受験には関係ありません。
学内順位、偏差値に惑わされて、洗脳されてしまうことほど怖いことはありません。
もし、学内偏差値を基準に実力を測っているのであれば、今すぐに、やめましょう。

★学校では教えてもらえないこと

「定期テストを全力で全科目がんばって、志望校に最短で合格する!」
こんなふうに考えている受験生はいませんか?
定期テストをがんばる→学校での順位が高い。
これは残念ながら全く合格には関係がありません。
学校の順位は麻薬みたいなものです。順位が上がった、下がったでほとんどの受験生が一喜一憂してしまいます。
こういう子たちはいわゆる、全科目をまんべんなく勉強している学校の秀才(和田秀樹先生の本で使われている言葉)です。
もちろん、全科目勉強することは教養を深めるという意味では大切です。
でも、最短距離で成績を上げること、志望校に合格することを目標とすると、これがいいとは言えません。
入試に必要の無い科目を勉強しても合格にはたどり着けません。
定期テストの勉強をするなと言っているのではありません。
当然、受験勉強につながるので、入試科目のテストは良い点数を取った方ががいいにきまっています。
僕が言いたいのは、思い切って、受験にいらない科目は落第点を取らない程度に勉強して、受験科目に力を入れた方が得をするということ。
受験勉強につながるように、学校の定期テストは【受験勉強用の小テスト】と考えて利用する。この割り切りが必要です。

定期テストだけでなく、授業も同じです。
全ての授業に全力投球する必要はありません。
物理や化学が入試に必要なければ、がんばって受けていても、合格には近づきません。
入試に役に立つと思った授業だけ、がんばって受ければいいでしょう。
誤解をさけるために言いますが、学校の授業が意味の無いものだと考えているのではありません。
学校の先生だって生徒を合格させたくて授業をしています。ただ、入試という観点からすれば必要のない授業もあります。

入試に役に立つと思う学校の授業、定期テストの勉強はがんばりましょう。
そうすれば、学内順位だけでなく、模試の偏差値も飛躍的に上がるはずです。

このことはほとんどの学校で教えてもらうことができません。
学校の中の大人の世界を考えれば当然のことです。
うちの勉強会に来る高校の先生達も、周りの先生の手前、
「勉強するな。あの科目のテストはいい点をとらなくてもいいなんて言えない。」 とよく言っています。

★2週間で最下位からトップにー葉室君の定期テスト利用法

定期テストでは、あなたが実際に入試に使う試験科目を特に頑張ります。
そして、それが入試に直結するように勉強します。
定期テストでの点数アップは模試の偏差値を上げるより簡単です。
どの範囲からどんな問題が出るか、テストを受ける前に知ることができるからです。
だからまず、入試科目の定期テストの点数を上げて、モチベーションをあげます。

定期テストの点数が上がれば、「勉強しよう!」というモチベーションも上がります。
模試の偏差値も上げたくなります。
わくわくしながらの勉強は、憂鬱な気分の勉強より効率がいい!
そして、最終的に模試の偏差値が上がってきます。
つまり、実力がつきます。

僕は最初、定期テスト対策は入試に役に立たないと思いこんでいました。
そんな僕に、定期テスト対策が入試に役に立つことを、最初に気づかせてくれた、
生徒がいます。
葉室君です。
彼は、僕の生徒だった久保さんという女の子に誘われて僕の授業を受けにきました。
葉室君は最初、テストの順位がクラスで最下位でした。
彼の学校の先生が素晴らしく、問題がしっかりしていたから点数を取らさせやすかったんですが、
葉室君は2週間の勉強でいきなり英語の定期テストでトップを取りました。
そして・・・。
定期テストの成績アップをきっかけに、葉室君の急激な偏差値アップが始まりました。

定期テストの点数が上がったことが嬉しくて、葉室君は勉強するようになりました。
そして僕に、「定期テスト対策はたくさんして欲しい。定期テストの点数が上がるとやる気が出てどんどん勉強できるから」と話をしにきました。

英語以外は勉強しなかったのもポイントだったと思います。
案の定、それから国語、日本史も伸び出しました。
そして、有名私大に入学。
ユニクロ作戦大成功です。

ここで葉室君に教わったポイントがあります。
学校の定期テストの点数アップは、やる気に火をつける。
とりあえず英語1つに集中して成績を上げると、後から他の科目も上がる。
この2つ。
この2つのポイントを理解したうえで、葉室君のように、モチベーションアップのために定期テストを頑張ることは大切です。
でも、このことは注意してください!
あくまでも実力は模試ではかるものです。
学校の定期テストでは、たとえクラスで1番でも学年で1番でも、入試に対しての本当の実力があるかは分かりません。
テストの結果に安心して入試直前に大慌てする生徒、志望校のランクを下げないといけない生徒はたくさんいます。
実力をはかるときは、必ず模試を受けてください。

定期テストを頑張ってモチベーションを上げることが、入試の役に立つことを説明しました。ただし、これは全ての受験生にあてはまるわけではありません。
学校によっては、先生の趣味が定期テストの問題に入って、正しい勉強をしても定期テストの点数が上がらず、入試勉強にも役に立たないことがあります。
ひどいテストでは、ほとんどが先生の趣味のようなテストもあります。
そういう場合は、モチベーションアップに定期テストを利用することはできません。
また、定期テストの点数が良い?悪い?を判断するときは、点数だけでは計れません。
学校の先生が出してくれたクラス、そして学年の平均点から判断します。

平均点プラス・・
10点   まあ、良いでしょう
15点   良い
20点   かなり良い。よく頑張っています
25点以上 素晴らしい!
これを基順に判断してください。

第八章  塾、予備校のメリット、デメリット

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名古屋講師会は、愛知県名古屋市の本山で個別指導塾を運営しています。
難関国公立2次対策、医学部受験対策、難関私大対策の指導をしています。
合格実績から、偏差値が高い生徒のみ入会可能と思われがちですが、
勉強が苦手な生徒の成績を飛躍的に上げたいという思いから設立された塾であり、
偏差値50以下の受験生の指導にも力をいれています。
対面授業はもちろん、オンライン授業も行っております。
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この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

名古屋講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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