数学の応用力を養うコツ
2023年03月23日問題集は何回も解いたし、わりと真面目に勉強をしているが、テストで最後の問題が解けない、模試では大問を最後まで解き切ることが出来ない。どうしたら自力で難しい問題が解けるようになるのか?数学で最も多い質問ではないでしょうか。
目次
数学の応用力を養う2つのコツ
応用力をつけていくコツは、わからなかった、間違えた問題の答え合わせをする時に、自分の解法の何がよくなかったか、どこからわからなくなったのか、どの部分でつまづいたのかをちゃんと分析しておくことです。こんなかんじね…というくらいでなんとなく問題集の解法を覚えて、それで終わってしまう生徒が多いです。
そしてもう1つ大切なことは、他の問題に応用が効くように分析しておくことです。ただこれらの作業はなかなか自分では難しいです。周りに質問が出来る環境があるならば、「自分はこう考えて、こう解いたんだけど、ここから進まなくなった。これの何が悪かったのか。」という質問をしていくことです。それに尽きます。
大切なのは自分の解答をしっかり見て、悪い部分を直していくこと
「解答のこの部分がわからない」という質問ではなく自分の解答の方をしっかり見て、考え方の悪い部分を直していく。これが応用力をつける近道です。
理系科目全ての応用力を強化できる
物理にも化学にも、もちろん、医学部受験だけでなく、どの学年の算数、数学にも当てはまることです。応用力には上限がなく数値化できるものではありません。力がついてるのが目に見えにくいため、どれだけ問題を解けばいいのかという難しい面もあります。
応用力を養うための問題数は少なくてもいい
土台がしっかりと固まり、あとは応用力をつけるだけという状態になったら、1日にたくさんの問題を解く必要はありません。問題数は少なくていいので、解けなかった問題を復習して、それが何問にも応用が効くようにしっかり分析しておくことが大切です。
特に国公立理系を目指す生徒はマスターすべき学習法
国立医学部受験を目指す方のページでもお話していますが、国立理系学部を目指す受験生は、数学に時間をかけすぎると英語、理科の学習時間を確保できない傾向にあります。他科目の勉強時間を確保するためにも、上の応用力の養い方はぜひ、マスターしてください!
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名古屋講師会は、愛知県名古屋市の本山で個別指導塾を運営しています。
難関国公立2次対策、医学部受験対策、難関私大対策の指導をしています。
合格実績から、偏差値が高い生徒のみ入会可能と思われがちですが、
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偏差値50以下の受験生の指導にも力をいれています。
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この記事の監修
名古屋講師会 教務部長浅木真理
大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。