【古文・現代文】テスト対策と授業の受け方のポイント解説
2019年02月27日皆さんこんにちは(*^-^*)名古屋市千種区本山駅から徒歩1分の場所にある、大学受験の個別指導塾、講師会名古屋本山校のブログです☆古文や現代文は勉強のやり方がわかりにくため、どうしても手をつけにく科目です。今回はこの古文や現代文の学校の授業の受け方、定期テスト対策についてご案内します。是非、役立ててくださいね!
目次
【古文】学校の授業の受け方
(受験対策としての古文学習については、【大学受験対策】古文の読解力を養う実践トレーニング紹介 と【大学受験対策】文法理解からスタート!効果的な古文学習方法解説! を参考にしてください。
予習のポイント
予習のポイントは3つです。
- 品詞分解をする。
- 動詞には【活用の種類・活用形】を、助動詞には【用法(意味)・活用形】を書く。もし可能なら、助詞には【訳し方】を書く。
- 現代語訳をする。
の3つです。
助詞の訳し方を書く理由
助詞の「ば」の用法は仮定条件/確定条件ですが、助詞の用法が入試や学校の定期テストで出題されることはありません。そのため、訳さえできれば問題ありません。予習ノートには、「~ならば」「~ので」と書いておきましょう。
動詞の活用の種類と活用形を書く理由
動詞は入試では問われませんが、定期テストでは活用の種類と活用形が出題されるため、活用の種類、活用形を予習ノートに書いておきましょう。助動詞は入試、定期テストの両方で出題されます。定期テストでは、用法と活用形が出題され、入試では用法のみ出題されます。テスト対策として、用法と活用形を予習ノートに書き込みましょう。)
現代語訳のポイント
現代語訳の取り組みのポイントは、文法事項に忠実であることです。単語が分からなければ調べながら取り組みましょう。古文学習の流れでも言及していますが、古文は単語帳の暗記ではなく、本文を訳すことで語彙を増やしていきます。学校の授業で出てきた文章の単語を調べ、覚えながら学習していくことは受験勉強に直結します。
※予習してから授業に臨むと、先生の言ったことをすべてメモする必要がなくなります。予習で分からなかったことや間違えていたことのみメモをすればよく、先生がどこに力を入れて解説しているかが分かりやすくなります。そのため、定期テストで出題されやすい箇所の検討がつけやすくなり、定期テスト対策がしやすくなります。
授業の受け方
上で説明したとおり、予習段階で分からなかったところ、間違っていたところのみをメモをします。また、先生が力を入れて解説していた箇所はマークをつけておきましょう。テスト対策の際に参考になります。
【古文】テスト直前対策4つのポイント
①本文の概要を覚える
本文の概要を覚えましょう。ストーリーを知っているだけで解ける問題もあります。概要を覚えるのは簡単ですから、必ず行いましょう。
②暗記のための勉強ツールを作る
概要を覚えたら、テスト範囲の本文を何枚かコピーして暗記のための勉強ツールを作ります。動詞プリント、助動詞プリント、重要単語プリント、重要現代語訳プリントというように、文法ごとに作成するとよいでしょう。1枚で作成すると書き込みことが多すぎて、あとあと暗記作業がしにくくなります。ポイントの箇所に線を引き、ポイントを赤文字で書きこみ、自分でチェックできるようにしておきましょう。
③便覧をチェックする
便覧で文学史(作者・成立年代・ジャンルなど)を確認し暗記します。
④ 授業で強調されていた文法事項の復習
先生が授業内で強調していた文法や重要単語は、本文を使用せずに設問として作成されることも多くあります。そのため、授業で強調されて説明されていた文法事項は、文法問題集の該当ページで学習をしておきましょう。
ここまで紹介してきた古文の勉強の仕方は、漢文も同様です(*^-^*)是非、参考にしてください!さて、次は現代文の学校の授業の受け方について説明をしていきます。
【現代文】定期テスト対策になる授業の受け方
可能なら録音を。無理ならメモの鬼になろう!
最も良いのは学校の授業を録音することです。難しければ、とにかく授業中にメモの鬼になったつもりで、先生の言ったことをメモするようにしましょう。学校の定期テストは『先生の言っていること』が答えとなります。少しでも気になった点は必ず質問に行き、テストで解答をしっかり書けるようにしておきます。時間がたってしまうと、何が分からなかったのかも忘れてしまいがちです。授業中に質問できなかった場合は、授業後すぐに質問をしにいくようにしましょう。
授業前に本文を読み、漢字と言葉の意味をチェック
授業前に本文を事前に一度、読んでおきましょう。その際、読めなかった漢字はチェックをしておきましょう。意味が分からなかった言葉も同様です。授業前にチェックしておいた読めなかった漢字、意味が分からなかった言葉について、授業中に先生が読んだり、意味を説明したら必ず教科書またはノートにメモをしておきましょう。
授業中はテスト勉強のツール作成をしていることを意識!メモするポイント3つ。
テスト前に自宅学習ができるツールの用意を授業でしていることを意識してメモをとりましょう。授業中に説明を聞いて、一度に全部覚える必要はありません。
- 指示語(あれ、それ、これなど)の意味
- 筆者の主張の根拠(評論文の場合)
- 登場人物の気持ちが変わったできごとやタイミングなど(小説の場合)
などは、先生が授業中に説明したことは、黒板に書かれていなくても、ノートまたは教科書に書き込みましょう。
板書をあまりしない先生の授業を受けるときのコツ
黒板にあまり書かない先生の授業を受けるときは、ノートにメモをすると時間がかかりすぎてしまいます。先生の説明においてかれる可能性があります。そのような場合、教科書に直接書き込めるよう、教科書を拡大コピーして授業をうけましょう。この場合も、授業中に全て覚えないといけないと思い込まず、自宅学習がしやすいようにメモをとることを意識してください。
※お休みをした日のノートや教科書への書き込みは必ず、お友達にうつさせてもらいましょう。先生の解説した部分を知らないことは、定期テストではとても不利になります。このとき、意味が分からなければ、お友達や先生に意味を確認しておきましょう。(テスト直前にで意味を理解したうえで暗記できるように準備をしておきます。)
【現代文】テスト直前対策4つのポイント
ポイント①漢字・文学士は満点を目指す!
漢字・文学史は絶対に点数を取るつもりで取り組みましょう。ただの暗記作業です。また、定期テストであれば範囲も狭いはずです。
ポイント②先生が作成、配布したプリントは必ずすべて覚える!
先生が作成したプリントから本文の内容理解に関する問題が出題されることが殆どです。先生が作成したプリントがある場合、テスト前にプリントをしっかりと覚えるようにしましょう。赤い下敷きを活用して、完璧にしましょう。 授業中にメモをした、先生が解説した部分を全て暗記します。高校生は教科書準拠の問題集がありません。模範解答は先生が授業中に解説した内容であることを忘れないでください。メモをしっかりと暗記しましょう。
ポイント③本文は最低5回読む
最低5回は本文を読み、読めない漢字、意味が分からない言葉がないか確認をします。授業中に読めない漢字や意味が分からなかった言葉の解説をきちんとメモしておくと、テスト前がかなり楽になります。
ポイント④表論文は要約しておこう!
評論文の場合は大体の文章の流れを覚えておきましょう。文章を自分で要約することで、大体の文章の流れがつかみやすくなります。テスト前に自分で要約をしておきましょう。
以上が古文、現代文の学校の授業の受け方とテスト対策のコツです(*^-^*)是非、参考にしてみてください!
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この記事の監修
名古屋講師会 教務部長浅木真理
大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。