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偏差値があがる!合格できる英語長文の勉強の仕方!

2024年09月18日

勉強したのに英語の偏差値が上がらない理由

文法、単語、熟語、和訳、長文の問題集をたくさんしたのに偏差値があがらない。
どうして?
そう感じている受験生、意外に多いんです。
そういう受験生の殆どは長文の勉強が正しくできていない。
これが名古屋講師会でたくさん、受験生をみてきた結論です。
名古屋講師会の書籍『大学受験英語の戦略と勉強法』の長文の勉強法について書かれている箇所を↓に紹介します。

長文で点数を取るための勉強の流れは、
文法を勉強→長文を読みながら、文法の復習、構文、単語、熟語を覚える。
この流れが最も効果的です。
長文問題では、文法、構文、単語、熟語全ての知識が問われるからです。
この流れで勉強すると、総合的な力がつき、長文の正答率が飛躍的に上がります。
つまり、長文の勉強とは、総合的な力を養うことです。
ほとんどの難関私大の入試門題は75%ほどが長文です。
その配点の高い長文で高得点を取るために文法、構文、単語、熟語の勉強をします。
文法、構文、単語、熟語の勉強をする時には、長文問題を解くために勉強しているということを、常に意識してください。
また、長文は絶対に得意にしなくてはいけません。
一部の大学にしか出ない誤文訂正や発音は捨てるのも作戦です。
これらの出題形式の問題は難しいため、正解する受験生が少なく、差がつかない問題です。
長文の勉強に、より多くのエネルギーを注ぐ作戦をたてましょう。
と書いてあります。
とにかく、長文で高得点をとることが大切ということがわかりますね!
長文が大切というのはわかっているけれどもなぜか得点できないという人向けに、
具体的に、偏差値が上がる効果的な長文の解き方と復習の仕方を紹介します!

偏差値があがる効果的な長文の解き方

①問題、解答用紙をコピーする

問題、解答用紙は事前にコピーをしてください。これは、あとで復習できるようにするためです。たくさん長文問題を解いているのに、偏差値があがらない受験生。
大抵、復習をしていません。
問題を1度読んで、解いて、解説を読んで終わり。
ただただこなした長文の問題数だけ増えていく受験生です。
しっかりと偏差値をあげるには、
正しい取り組み方で解く→正しく解説を読む→復習を何度もする
この流れが必要。
また、解く→解説を読むにかかる時間よりも復習をする時間が圧倒的に必要です。
この復習の仕方はのちほど説明しますが、復習をするために本文、解答用紙はコピーしたものを使い、何度も書き込めるようにしておきます。

②制限時間にタイマーをセットして問題をとく

制限時間通りにタイマーをセットして問題をといてみましょう。
長文の勉強を始めたばかりのときは、殆どの受験生が制限時間内に問題を解けません。
それがわかっていても、制限時間通りに解いてみてください。
で、制限時間内に解ければ問題ありません。
一方で、制限時間内に解けなかった場合は、制限時間でどれぐらい解けたかを認識してください。
このためにタイマーをかけます。
そして、制限時間になったらタイマーをとめて、問題をとくことをやめずに、しっかりと最後までといてください。
で、なぜここでしっかりと自分で考えて、時間がオーバーしてもいいから問題をとくのでしょう?
それは、しっかりと考えて解いた問題の回答をみることで、
【この文法を理解していなかったな。単語を知らなかったなー。文構造をまちがってたなー。】など、何がわかっていなかったか、明確になるからです!
適当に問いた問題や解いていない問題の解説をよんでも、得るものがありません。しっかりと自分の頭で考えて解いた問題の解説を読んだ方が、偏差値は圧倒的にのびます。
で、ここで殆どまちがってばっかり、長文の意味も殆どわからない。
単語も知らない単語ばかりで文章を読んで文意をよむことができるのは2割程度。
という状態は長文にとりかかるレベルではない、またはやっている問題集が難しすぎます。
問題集のレベルをさげるか、リードA、リード1、ネクステージに戻って、文法をきたえたり、単語力を強化しましょう。

【雑談】単語の推理力は大切!?

単語推理力、確かに大切です。
ただそれは、ある程度単語を知っていて、文法がしっかり身についていて、長文を読むことができる人が、難解な長文を読むとき、難しい言葉がでてきたときに推測する力が役に立つという意味です。
単語力が全くないのに、単語推理力はみにつきません。
基本英単語はしっかりと暗記しておきましょう!
私大受験であれば書ける必要はありません。
英単語を見て意味がぱっとうかぶ程度にしっかりと覚えます。
国公立受験生、英作文が志望校にある受験生は重要英単語は書けるようにしておきましょう。
ターゲット1900の基本ステージの語彙は全受験生必須です。

③解き終わったら問題、設問、解答、解説を照らし合わせる

解き終わったら、答え合わせをします。
そのあと、なんとなく、解説だけをよまないように。
解説をよんで、どうして間違っていたのかを自分でよく考えることが大切です。
どこで自分が解き間違えたか考えることで、普段から回答根拠を考える癖がつきます。自分がどこで解き間違えたかを考えると、
問題文のこの単語を訳し間違えた、
問題文中の重要構文のとらえ方が違った、
設問の意図を誤って理解していた
などいろいろと気づきます。
これに気づくには、解説だけをさらーっと読むだけでは不十分です。
問題文、設問、解答、解説を照らし合わせて初めてきづくことができます。
この作業は、問題を解くよりも時間がかかることがあります。
が、それでいいんです。
なぜ、間違ったか、どの文章を読み間違えたか気づくことで、得るものがあり、偏差値が飛躍的に上がります。

さて、次は復習です。
復習は、長文を解いた直後だけでなく、取り組んだ長文は全て定期的に何回も復習してください。
何度も復習をしていたら受験まで時間がなくなるーーーー!
と焦るかもしれませんが、何度も復習してしっかり身につくと、復習時間はすごく短くなります。
時間がかかるのは最初だけです。安心してください。

①単語の復習

まずは単語の復習をします。
本文中でわからなかった単語を単語帳で確認して、本文に書きこみます。
だから、本文はコピーする必要があるんです。
ここでテキストに書き込んでしまうと、解きなおすときに使えないからです。
話はもどりますが、この単語、勉強したのに覚えてなった💦
という単語は、さらに裏紙に何回か書いたり、意味をつぶやいたりして復習をします。
ついでに、その単語が載っている単語帳のページは全て復習してみましょう。
該当の単語以外は、単語をみる→日本語を言う
という簡単な復習でいいでしょう。
これを繰り返すと、かなり単語力があがります!

②本文を精読

本文の全てを精読してください。
精読とは、SVOCをふり、文構造を正しく把握し、正しい文法にのっとって、正確に和訳することです。
全文にSVOCをふるのは大変だし、そこまでやる必要はないんじゃない?
と思う人もいるでしょう。確かに、
I am mariko.
ぐらい簡単な英文にSVOCを振る必要はありませんが、書いても大して時間はかかりません。
ハイパー長文問題集レベル1・2ぐらいの難易度の問題集に取り組むときは全文にSVOCをふってもいいでしょう。
だんだんと力がつき、難問に挑戦するにつれ、さすがにこの英文にはSVOCをふったり文構造を書き込む必要はないと自分で判断できるようになります。
その判断に自信が持てないうちは、全文にSVOCをふるようにしましょう。

SVOCや重要構文の書き込みはだんだんと、重要で難解な英文のみするようになりますが、和訳はどのレベルの問題集に取り組むときも、全文、取り組みましょう。
下線が引いてある文章だけ訳し、精読する受験生がたくさんいますが、すべての文章を和訳することに意味があります。
下線が引かれていない文章に重要文法や重要構文が含まれていることもあります。
名古屋講師会本山校でよく使用する長文テキスト、ハイパー長文1・2では重要構文を抜粋した和訳・精読プリントを作成しています。
そしてそこに載っている英文は下線部に関連しない英文も含まれます。
下線部に関連がない英文でも大切な英文はしっかりと勉強してほしいので、そのようなプリントを作成しています。
また、全文を正しく訳せることで、本文の大意を把握することができます。
全文を正しく訳せなければ、本文の主張を選択肢から選ぶ問題はとけませんよね。
だからこそ、本文は全て和訳する必要があります。

和訳のポイントですが、
文法事項に忠実に訳すことと説明しましたが、
きれいな日本語である必要はありません。
きれいな訳は、文法、構文の理解ができていないと、ごまかしの訳になっていることが多いからです。
問題集、テキストについている訳は、ほぼ例外なく、きれいな日本語になるように意訳が載せられています。
(安河内のハイパー英語長文トレーニングは直訳も全訳(意訳)も両方つけてくれています。)
テキストの訳は、あくまで参考程度にして、文法的に正しい直訳で訳していきます。
わからないところをごまかしてはいけません。
なぜその訳になるのかを、文法的に常に考えながら全訳と照らし合わせます。

パラグラフごとに論旨をまとめ、文章構成を把握する
その文章が何をいいたかったのか、どういう構成でかかれていたか文章かを確認します。
ここは英語力というよりも国語力が問われています。
各パラグラフの横に論旨を簡単にメモをします。
そして、どういう構成で文章全体が書かれているかを把握します。
これを繰り返すことで、内容把握の問題に強くなります。
また、国公立の二次試験では要約問題や自由英作文が課されることがあります。
様々な英文の文章構成を把握することで、自分で文章構成を組み立てられるようになり、自由英作対策の準備運動にもなります。

③解答根拠を確認

本文、設問、解答を照らし合わせ、解答根拠を確認します。
答え合わせの後にもしましたが、答え合わせの時は自分の答えがなぜあっていたか、間違っていたかという確認でした。
復習では、選択問題の根拠になる本文を確認すると同時に、間違いの選択肢がなぜ、間違いなのか。
ここの表現が本文とちがったから間違い、というふうに指摘する練習をします。
正しいものを選べるだけでなく、間違ったものを指摘できる力も得点力につながります!

④音読

最終的には、音読を繰り返すことで、文章を読む速さがつきます。
大学受験英語の勉強法では、速読よりまずは精読が必要と書いています。
それは間違いではありません。
ですが、精読を何度も繰り返すことで、ただ英文を読むだけで、正しい文構造や重要構文のポイントを理解しながら頭の中に訳が浮かんできます。
そのレベルになったら、音読を何度もしてください。
この時も、簡単な文も含めて全文を音読します。
簡単な文でも音読をくりかえすと、早さがみにつきます。
初見の文章も正しく速くよめるようになります。
音読するときも、ここは文法のポイントがはいってたなぁとか意識しながら読むのがポイントです。
この音読は、SVOCの書きこむや文構造、単語の意味、重要構文の書き込みがないものを使用してもすらすらと訳せ、訳と文構造が頭の中に浮かんでくるレベルまで繰り返します。
そのためにも、やはり、本文はコピーをとり、きれいなものを取っておく必要があります。

ここまで紹介してきた方法でしっかり勉強している受験生はあまりいないのではないでしょうか?
殆どの受験生が、問題を解いて解説を読んでおわりです。
でも、大切なのはそのあとの復習。
これを何度も繰り返すことです。
長文問題集はたくさんあるため、どれに取り組んでいいか迷うという人も多いでしょう。↓に紹介しているテキストは名古屋講師会本山校でよく使用するものです。
参考にしてみてください!

  • 英語長文ハイパートレーニング1・2・3
  • パラグラフリーディングのストラテジー2
  • パラグラフリーディングのストラテジー3
  • 英語長文レベル別問題集4・5
  • 集中マスター英語長文問題集レベル3
  • 私立医大の英語

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名古屋講師会は、愛知県名古屋市の本山で個別指導塾を運営しています。
難関国公立2次対策、医学部受験対策、難関私大対策の指導をしています。
合格実績から、偏差値が高い生徒のみ入会可能と思われがちですが、
勉強が苦手な生徒の成績を飛躍的に上げたいという思いから設立された塾であり、
偏差値50以下の受験生の指導にも力をいれています。
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この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

名古屋講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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