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中高一貫校生が落ちこぼれから復活するために必要なこと!

2024年10月11日

名古屋講師会の個別指導は名古屋市内の中高一貫校生がたくさんいます!

名古屋講師会本山校は、東山線、名城線の両方が通っている本山駅にあります。
そのため、南山女子部、南山男子部、愛知高校、名古屋高校、愛知淑徳校高校、椙山高校などの中高一貫校の生徒が通塾しやすいということもあり、たくさん在籍しています。
東海高校から通いやすい立地ではありませんが、本山周辺から東海に通っている高校生が多いからか、医学部を目指す東海高校生も多く在籍しています。

問い合わせの時に保護者の方が口にする言葉

中高一貫校の生徒の保護者のかたがよく口にする言葉、、、
『中学受験が終わって、中1の夏やすみぐらいからどんどん気が抜けてきた。』
『中1の2学期から成績が少しずつ落ち始めた』
『中2になるころには成績が下がり、すっかり落ちこぼれになってしまった』

こういうお悩みをよく聞きます。
これ、中1の夏からだんだん成績が落ちてきたのは、中学に入ってから自分で勉強する、身につくところまでやりきるということが全くできていなかったパターンが殆どです。

実は中1の夏からじゃなくて、入学した直後から殆ど勉強できていない
保護者の方は
『中1の夏から勉強しなくなってきた』
『中1の2学期から成績が落ちてきた』
とお話されますが、実際は夏からでなく、入学直後からずーっと、まともな勉強ができていないことが殆どです。
入学直後は数学も英語も基礎の基礎を勉強しています。
ちょっと教科書を暗記したら何とかなる程度の問題をテストで出題する学校がおおく、入試で選別された一定のレベルの中学生はみんなそれなりに点数がとれるんです。
1学期の中間テスト、期末テストの点数を見て、
『自分で勉強できてるんだなー』
と保護者の方、ほっとされるんですが、実はこの認識が間違ってるんです。
中1の春はどの学校も、簡単なことしかしていないだけなんです。

自分で勉強できているかどうか確認させてくれない

こどもは、中学生にもなると、なかなか勉強していることを見せてくれなくなります。
『大丈夫、宿題はちゃんとやっていってる』
『うるさい。どうせ見てもわからないでしょ!』
だいたい、こんなことを言います。
宿題を出してさえいれば、学校から連絡がくることもありませんし、きちんとしていなくても親にはわかりません。
成績がさがってはじめて、
『勉強できていなかったんだな』
と認識するんです。
中学受験の時は、周りもみんな、親がべったりとフォローしているから勉強することができています。が、中学になって、親のフォローがなくなると、勉強じたいができていないという子が、中1の夏からどんどん成績がさがってきます。
そしてこの、勉強自体ができていないという状況を脱出しないと、いつまでたっても落ちこぼれから脱出できません。

だからこそ、これから紹介する落ちこぼれから脱出する3つのポイントは絶対に親子で確認してほしいと思います。
「親の言うことは何もきいてくれないんです」という保護者のかたがよくいます。
そういう場合、通っている塾の先生に、子供と話をしてもらって下の3つをまず確認してもらいましょう。
なんとなーく、学校から出されている宿題のフォローを塾でしてもらっていても、成績はいつまでたっても上がりません。

落ちこぼれから抜け出すために

最近の中高一貫校は進度も早く、中3から高校範囲に進む学校も結構あります。
渡される副教材のレベルも高く、学校から言われたことをこなすだけで時間がなくなります。
落ちこぼれてしまうと、抜け出すのは大変です。
よく言われることですが、落ちこぼれから抜け出すには、躓いたところからやり直さなければいけないからです。
でも、時間は有限で、最初から全部していては間に合いません。
そこで、今回は保護者とお子様で落ちこぼれから脱出するために認識してほしいことを紹介します。

目標を明確にする

落ちこぼれから抜け出すといっても、大学入試を一般入試で突破できるようになりたいのか、指定校推薦がほしいのか、内部進学を目指すための成績がほしいのか目標をはっきりさせ、作戦をたてることが大切です。というのも、

指定校推薦がほしい場合の作戦の例

とにかく評定平均を上げることが優先。
成績があがるのに時間がかかる科目でなく、成績をあげるのに時間がかからない科目『副教科など』をはっきりさせ、とにかく評定平均をあげる作戦をたてましょう。
英語は基礎からやりなおさないとなかなか得点しずらい科目ですが、数学は基礎計算能力さえあれば定期テストに関連する単元だけ復習することがで得点があがります。
単元ごとに独立性がたかいため、対策しやすい科目です。
こういうことを考えて、より少ない労力で評定平均を上げられるように作戦をたてます。

一般入試で大学入試を突破したい場合の作戦の例

英語は全受験生必須です。そのため、まず、英語を基礎からやりなおします。
基本文法と文構造を理解するところからはじめます。詳細は、↓の記事を参考にしてください。

【大学受験】英語の学習順序と単語帳の使い方を解説!
偏差値があがる!合格できる英語長文の勉強の仕方!

数学を入試科目に使用する生徒は、まずは、入試に突破できる計算力を養います。
そして、偏差値を上げるための勉強をします。
計算力を強化するにはポイントは、
①まずは四則演算をしっかり固める。
②次に文字を含んだ計算に慣れておく。
③その次に連立方程式、因数分解を固める。
③が1番重要です。
評定平均は一般入試の合否を左右しないため、定期テストのペースにのまれずに、
とにかく入試対策をすすめます。
詳細は、↓の記事を参考にしてください。
数学の偏差値を上げるコツ
数学の応用力を養うコツ
【勉強法】医学部受験における数学のミスを減らすコツ
私大医学部受験合格の第一歩!中学生が取り組むべきことと優先度を解説!(数学編)

内部進学を目指す場合の作戦の例

評定平均や高3の間に実施されるテストで進学できる学部が決定する場合、
定期テストの出題傾向をしっかりと把握しましょう。
というのも、正しい回答をかいていても、先生が授業中に言った内容ではないから、×にされる学校なんかもあります(名古屋市内のS女子高)。
また、理解していなくても分厚い英語の参考書の傍用問題集を丸暗記したら定期テストを突破できる学校もあります。
内部進学の判断材料になるテストがどれかを事前に確認し、そのテストで得点できる下地を作る対策をします。

学校から配布されているテキストでしなくていいものが何かをはっきりさせる。

一度学校の勉強についていけなくなり、おちこぼれになってしまうと、
テストは定期的にやってくるし、宿題もあるし、なんだかわからないけどとりあえず自分ですすめるように言われている問題集もあるし、塾に通い始めたから塾のテキストもあるしと、
勉強時間がたりません。
だからこそ、学校から配布されたテキストでしなくていいものを選別し、自分に必要なものだけする必要があります。

学校から配布されているテキストでしなくていいもの、目的別編

補足ですが、してはいけないと言っているわけではありません。
してもあまり学習効果がないということをここで紹介しています。
やらないと評定平均をさげられてしまうということであればそれなりにしなくてはいけないので、最終的にするかどうかは自分で判断してくださいね。

一般入試、内部進学、指定校推薦を希望する全受験生

英語の分厚い参考書、例えばエバーグリーン、デュアルスコープのようなもの。
このタイプの教材は英文法の辞書です。
これをとりあえず全部読んできなさいと言われることもあると思いますが、これを読んで勉強できるこであれば落ちこぼれにはまずなっていません。
読んでも殆ど理解できないでしょうし、情報量が多すぎます。
一般入試に対応できる基礎学力がつかないでしょうし、内部進学のためのテストや評定平均をあげるための勉強にも役立ちません。
分からないことがあり、辞書的に使用するぶんには構いませんが、落ちこぼれを脱出する段階にいる中学・高校生にこのタイプの教材はまず必要ありません。

一般入試を目指す受験生

参考書傍用問題集、例えばデュアルスコープについている薄い問題集などは、定期テスト対策としてここから出題されるのであれば、内部進学希望者、指定校推薦希望者には適した問題集です。
でも、一般入試で英語を使う受験生には不適切です。
この問題集だけでは入試に突破する英語力の基礎を身に着けるには内容的に不十分です。
一般入試で英語を使うには、英文法→文構造をとって和訳→長文→長文の復習、同時に単語・熟語の学習という流れで勉強しなくてはいけないんですけど、そもそもの英文法の学習でこれを使っても内容がうすすぎます。
名古屋講師会本山校の個別指導では、文法学習には、高校生であっても新中学問題集からスタートし、その後リード1・Aを使って基礎からしっかり取り組みます。
一般入試を目指す落ちこぼれの受験生は、市販の問題集であれば、大岩のいちばんはじめの英文法が最初に取り組む問題集としてちょうどいいでしょう。

内部進学、指定校推薦を目指す生徒

ターゲット1900や速読英単語上級編などの、入試対応の単語帳。
一般入試にのぞむ生徒もいるため、高3になると全員に単語帳を配布する学校があります。
入試で英語を使う生徒は単語帳に取り組む必要がありますが、内部進学、指定校推薦を目指す生徒の場合、出題される単語や長文が事前に決められていることが多いため、これらをする必要がありません。また、速読英単語上級編は、高1、高2としっかりと英語の勉強をしてきて、落ちこぼれていない高3生が取り組むにはまぁいいですが、落ちこぼれになってしまった生徒には絶対に必要ありません。

このように、上げ始めたらきりがないのですが、学校から配布されている教材に取り組むことで時間がなくなり、いつまでも落ちこぼれ。。。。
ということはよくあります。
解説がちょっとしかない問題集にとりくみなんて、本当に最悪です。
これは、勉強が得意な子にもあてはまるんですけどね。。。
学校からやるように指示されている勉強でもしなくていいことって実は結構あります。
今の自分に何が必要か、しっかりと見極めましょう!

モチベーションを確認し、自信を取り戻す必要があるか確認する。

まれに、成績が悪くても、「自分はやればできる!」と、目標に向けて無駄なく勉強できる子もいます。
が、大抵は自信を失ってしまっている子が殆どです。
自信がないからしたくない、どうせやってもできないからしたくない。
という感じです。
自信を失っているようであれば一般入試を目指す子でも、まずは1科目、定期テスト対策に力を入れて、結果を出して自信をとりもどしなしょう。
その後、一般入試対策をすすめます。
一般的に、入試対策よりも定期テスト対策の方が短時間で結果が出やすく、モチベーションがあがりやすいため、一般入試を希望している受験生でも、落ちこぼれから脱出するために、まずは定期テスト対策をすることがあります。


内部進学、指定校推薦を狙っている場合でも、複数科目に力をいれずに、まずは一科目に力をいれます。ただし、指定校推薦を希望していて、既に高2になっている場合は、残された時間が少ないため、1科目にしぼらず、評定平均を上げやすい科目の対策を集中的におこないます。

まとめ

落ちこぼれから脱出するために、
①目標を明確にする
②自信を取り戻す必要があるかモチベーションを確認する
③学校から指示されているやるべきことの中からいらないものをはっきりさせる、

この3つを紹介しました。実際には、その子の学力や志望校、在籍している高校によって、やるべきことは変わってきます。ただし、最低でも上の3つを確認していないと、まず、成績は向上しません。
その子その子に合わせた効率のよい作戦の詳細は、学習相談のときにご相談ください。

大切なことは、目標をはっきりさせ、今の学力を正しく把握し、作戦をたてることです。それが一番の落ちこぼれ脱出への近道!

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名古屋講師会は、愛知県名古屋市の本山で個別指導塾を運営しています。
難関国公立2次対策、医学部受験対策、難関私大対策の指導をしています。
合格実績から、偏差値が高い生徒のみ入会可能と思われがちですが、
勉強が苦手な生徒の成績を飛躍的に上げたいという思いから設立された塾であり、
偏差値50以下の受験生の指導にも力をいれています。
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この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

名古屋講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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