2024年度入試早稲田大学志願者数発表「確定値」
2024年05月20日目次
10万人を割った早稲田大学志願者数
ここ数年、私立大学の志願者数に大きな変化が起きている。10万人以上の志願者が受験してきた早稲田大学でも2021年度から10万人を切るようになった。長年、10万人以上の志願者を集めていた早稲田だが、2024年度入試の志願者は下のようになった。
多くの受験予備校が「早稲田がこんなに受験者数が減るのか、10万人を切るとは」と驚いた。早稲田の受験者数の減少の要因は入試方式の変更と断定していいだろう。同様に、入試方式を大きく変えた青山学院でも志願者数が激減している。
早稲田大学政治経済学部の一般選抜で大幅な志願者減
1989年に志願者16万人を集めた早稲田大学だが、その後は少子化の影響で少しずつ志願者数が減少してきた。それでも、1970年以降、2021年の入試方式の大幅な変更がされるまで、志願者数は10万人から11万人程度いた。
質の高い学生を集めたいという大学側の考え
特に一般入試で大きな改革をした、政治経済学部では受験者数が激減している。共通テストを必須化した国際教養学部も激減した一方、入試方式を変更しなかった法学部は受験者が微増傾向にある。要するに、受験生の負担が大きくなった学部の志願者数が減少している。
大学側としては、東大などの難関国公立志望者の併願校になるよう、設計した選抜方式だと思われます。たとえ、志願者数が減ったとしても質の高い学生をとりたいという大学側の考えが表れています。
国公立志望でなくても早稲田大学に確実に合格するために
名古屋講師会では、毎年、早稲田大学に合格者を出しています。これは、必ずしも国公立を希望していた生徒ではありません。それでも合格できるよう、高1、2年のころから科目選択において講師がアドバイスを行い、入試改革に対応した適切な準備を早い段階からおこなっているためです。
2025年度入試より、再度、早稲田は入試に大幅な変更が行われる予定です。それについては、次の記事で紹介します。
※データは早稲田大学公式サイトより引用
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この記事の監修
名古屋講師会 教務部長浅木真理
大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。