医学部受験合格の第一歩は科目に優先順位をつけること!効率の良い学習の流れやコツを徹底解説
2019年01月18日2023年4月14日、補足・追記
こんにちは(*^-^*)名古屋にある大学受験個別指導塾の講師会名古屋本山校です。地下鉄東山線本山駅より徒歩3分、「偏差値40を70にあげる大学受験英語の戦略と勉強法」 「私大医学部19校最短合格マニュアル」などを全国出版しています。
名古屋市内の高校から多数の国公私立医学部、早慶、GMARCH、関関同立への合格者を出しています。講師会名古屋本山校では、理解して確実に得点力を上げる学習をサポートしていきます。学習相談も受け付けています。ご希望の方はHPよりご連絡ください(*^-^*)この記事では、医学部受験生の大まかな学習計画のポイントについて紹介します。
目次
【医学部受験】入試科目は4科目が一般的
医学部受験では、国公立志望の場合は共通テストと二次試験の英語・数学・理科2科目(生物・物理・化学から2科目)、私大医学部の場合、国公立二次試験と同様、英語・数学・理科2科目(化学、物理、生物から2科目)の4科目が一般的です。ちなみに、私大医学部の中には、数は少ないですが3科目受験ができる大学もあります。
どの科目から仕上げていくかが大切
英語・数学・理科は科目特性上、学習に時間がかかる科目とさほどかからない科目があります。そのため、どの科目から取り組むかを適切に決めることがとても大切です。結論は、高1生はまずは英語と数学の2科目、もしくは、英語、数学のどちらか1科目から始めることです。
英語の長文読解力を養うには時間がかかる
入試で高得点をとるためには、英語は長文読解力を養う必要があります。共通テスト、国公立の二次試験、私大医学部入試のどれをとっても英語の配点の8割ほどを長文読解がしめるからです。英語は文法のすべてを理解し、全ての英文に文構造をふれるようになって初めて長文読解力があがります。定期テストと異なり、模試や入試では英文法の単元をいくつか学習しても高得点をとれません。英文法全てをマスターし、長文読解の学習をすすめ、初めて模試や入試で高得点をとることができます。学習に時間がかかるため、高1から受験勉強をスタートさせましょう。
数学は理解すべきこと、覚えるべきことが多い科目
数学は数ⅠⅡⅢAB(c)とあり、覚えるべきこと、理解すべきことが多い科目です。入試科目で最もボリュームのある科目といって間違いはないでしょう。そのため、数学も英語と同様、学習に時間がかかる科目です。そのため、英語と同時に、または英語の学習がある程度進んでから受験勉強を始めましょう。ここでなぜ英語が数学よりも優先されるかというと、数学は単元の独立性が高く、単元ごとに学習をしやすいからです。5月は因数分解、6月は少し休憩して7月に微分積分と三角関数というように、単元ごとに学習ができます。また、模試で範囲が指定されている場合、その範囲のみ学習すれば、模試で結果を出すことができ、モチベーションをあげることもできます。一方、英語は文法~読解の学習をすべて終えない限り模試で結果が反映されないため、なかなか受験生のモチベーションがあがりません。時間がかかる科目ほど、できるだけ早く受験勉強をスタートさせましょう。
英語・数学の学習に慣れてきたら理科の学習をスタート!
英語・数学の学習がのってきてから、理科の学習をスタートさせます。まずは1科目(化学または物理)から取り組みます。このとき、大切なのは、「時間が足りないから」「英語・数学がなかなか伸びないから」という理由で、焦って理科に手を出さないことです。英語・数学の学習が進んでいない状態で理科の学習に取り組んでしまうと、いつまでたってもどの科目も伸びません。結果、医学部入試に間に合わなかったとなりかねません。
理科の中でも、先に始めるのは化学・物理のいずれかにしましょう。生物は後回しで構いません。入試科目に物理・化学を選択する受験生の場合、どちらから取り組んでも構いません。得意な科目から学習をスタートさせましょう。生物は暗記の要素が強いため、最後に始めても勉強に対するモチベーションが高ければ自然と学習が進みます。逆に言えば、生物を始めるまでに、その他の科目の学習を通じて、勉強に対するモチベーションを上げておくことが重要です。
高2生の注意事項・・・理科の先取学習
医学部入試のための受験勉強は英語→数学→理科(物理・化学を優先して生物は後回し)と説明しましたが、理科には注意事項があります。高2にの間に高3の授業で学習する理科の先取学習を↑の受験勉強と並行してすすめておくことです。というのも、進学校であっても大抵の高校のカリキュラムで、高3に履修する理科1科目は11月または12月に終わるため、学校のペースで学習を進めていては演習量が不足し、現役合格をのぞめないからです。基本的に、受験勉強は英語→数学→理科とすすめますが、これと並行して高2生は高3で履修する理科の先取学習を少しずつ進めておいてください。
科目を絞って受験勉強を始める理由
最初から英語・数学・理科2科目、どれも併行してとりくめばいいのではないか?と思う方もいると思います。講師会名古屋本山校では、個別指導の受講の仕方も最初は1科目からをすすめています。それは、いろんな科目に取り組むよりも、集中して1科目に取り組むことで、その1科目の成績をあげやすいからです。そして、その最初の1科目で正しい勉強法を身に着け、モチベーションをあげることで、次に取り組む科目も成績をあげやすくなります。だらだらと何科目も取り組むより、まずは1科目、成績をあげ、モチベーションを上げることが大切です。
英語の偏差値は一度あがるとなかなか下がらない
英語は正しい勉強法で進めていけば、必ず結果が後からついてきます。すぐに目に見える結果として出ていなくても、勉強を始めてからだいたい1ヶ月後には、実力がついてきていると実感することができます。そして、しっかりと、土台から固めてつけた実力は、少しくらいさぼっても落ちることはありません。そのため、英語の実力をしっかりと養うことで、勉強に対するモチベーションが高めることができます。
英語の正しい学習順序と単語帳の効率のよい使いかたはこちらの記事を参考にしてみてください(*^-^*)
より詳細な効率のよい英語の勉強法を知りたい方は、【大学受験英語野戦略と勉強法】をお読みください。
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名古屋講師会は、愛知県名古屋市の本山で個別指導塾を運営しています。
難関国公立2次対策、医学部受験対策、難関私大対策の指導をしています。
合格実績から、偏差値が高い生徒のみ入会可能と思われがちですが、
勉強が苦手な生徒の成績を飛躍的に上げたいという思いから設立された塾であり、
偏差値50以下の受験生の指導にも力をいれています。
対面授業はもちろん、オンライン授業も行っております。
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この記事の監修
名古屋講師会 教務部長浅木真理
大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。